知って得する情報Vol.29 柔軟剤の劣化

 良い香りがする柔軟剤ほど劣化が早いということをご存じでしょうか。
柔軟剤の劣化とは、粘度が増してドロドロになってしまうことを指します。
その状態の柔軟剤を使用すると、洗濯機の中で溶けきらずに残ってしまったり、最悪の場合は洗濯機を詰まらせて故障させてしまうことも
あるので使用しないように注意しましょう。
特にレノアハピネスや柔軟剤の火つけ役とも言われているダウニーなど、香りが強いものに関しては柔軟剤の成分が濃くなるため固まりやすいのだそうです。
柔軟剤が劣化してしまう原因は大きく3つあります。
まず、製造から時間が経ち過ぎているということ。
未開封の状態で2~ 3 年は問題なく使用できるとしているメーカーが多いですが、逆に未開封であっても劣化は進むということなので、大量の買い置きは少し危険ということになります。
次に、保管環境が適していないということ。
直射日光があたる場所、高温になる夏場、低温になる冬場は柔軟剤を劣化させやすい環境になってしまいます。
最後に、ボトルを洗わずに詰め替えて使っているということです。
市販のボトルは中が洗えない仕様になっているものが多いので、ボトルを洗ったことがないという方もいらっしゃると思います。
しかし、それでは古い柔軟剤が中に残ってしまい、新しく詰め替えた分も一緒に劣化させてしまいます。
柔軟剤の劣化を防ぐ方法としては、ボトルを定期的に交換すること、過剰なストックはしないということが有効です。


2024年02月01日